顔弓とフランクフルト(FH)平面の関係を学ぶ

●顔弓とは
顔弓(がんきゅう、face-bow、フェイスボウとも)とは歯科診療・研究を目的として、生体の歯列・顎堤と下顎骨顆頭の位置関係を咬合器上に転写再現する為の補助装置の事である。
1899年にスノーが初めて考案した。

特に臨床上では、前歯部のロングスパンのブリッジなど多数歯を同時に補綴する場合に多用される。

フランクフルト平面(左右どちらかの眼下の点と耳珠の3点を結んでできる平面)と咬合平面との関係は平行性を常に持つものではないため、模型のみ見て作成すると前歯部が斜めに傾いた補綴部が作成される事がある。
顔弓を使用するとフランクフルト平面と口腔との3次元的な位置関係が咬合器上で再現できるため、そのテクニカルエラーを防ぐことができる。


●フランクフルト平面とは
フランクフルト平面(フランクフルトへいめん、英 Frankfurt plane)は歯科における診療上、研究上の基準平面のひとつ。
FH平面とも呼ばれる。

形成外科領域においても主に、上、下顎骨を中心とした顔面骨先天奇形症例に対する骨切り術において、術前後の評価の指標として重要である。

左右いずれかの眼窩下点(眼窩下孔)と外耳道上縁の3点を結んでできる平面で、フェイスボウトランスファーやセファロ分析を行う際の基準平面として主に用いられる。
直立した際地表とほぼ平行になるとされる平面である。
フランクフルトでの会議で決まったためこの名称がついた。


【ウィキペデキアより引用】